12日から14日まで、岡堰土地改良の大橋理事長さん初め、理事の方たちと台北の瑠公農田水利会(りゅうこうのうでんすいりかい)を訪問してきました。 一番の目的は、瑠公農田水利会より岡堰土地改良に東日本大震災の義援金をいただき、岡堰土地改良から茨城県と取手市に500万円の義援金としていただきました。今回その義援金への茨城県知事からの感謝状と、知事からのメッセ-ジをお渡しするため同行させていただきました。
台湾は初めてでしたが、瑠公農田水利会の会長さんや理事の方たちの中にも日本語を話されたり、理解される方たちがいて、台湾は日本に対して友好的な国のように感じました。 2泊3日という短い滞在でしたが、連日夜、昼と歓迎会でびっくりしてしまいました。しかしあちらの方たちはよく紹興酒を召し上がります。台湾式の乾杯というとグラスの紹興酒を飲み干すんですが、人数が多いので大変です。
この農田水利会というのが、日本で言う土地改良事務所のようなものですが、瑠公農田水利会は500軒くらいの農家が加盟している台北市内に2つある水利会の1つだそうです。 かなり資産もあるようで、台北市内にビルを持ち家賃収入も得ているようです。また5つの基金を設立して、それぞれの基金で有機農業や、野菜、果物の生産、流通、販売、そして社会貢献事業などもやっています。今回の岡堰への義援金はその社会貢献事業から出ているようです。
来月その瑠公農田水利会の皆さんが、日本にいらっしゃいます。柏のホテルに泊まられるそうで楽しみです。