2013年10月アーカイブ

今月5日から来月24日まで横浜美術館で、横山大観展が開催されています。展覧会は前期(~10月30日)と後期(11月1日~244日)で展示作品も入れ替えられるようです。

近代日本画壇を代表する巨匠 横山大観は、良き師 岡倉天心から薫陶を受け、大正期に共に歩んだ良き友4人、今村紫紅(いまむらしこう)、小杉未醒(こすぎみせい)、小川芋銭(おがわうせん)、冨田渓仙(とみたけいせん)との交流から、作風を飛躍的に発展させたそうです。

東京芸術学校の卒業作品「村童観猿翁」(そんどうえんおうをみる)から始まり100点あまりの作品が展示されていました。有名な「阿やめ<水鏡>」や 「秋色」と、私の好きな緑青色がふんだんに使われている「千ノ與四郎」の屏風、冨田渓仙との「日本橋・三條大橋」などTVや新聞、雑誌などで見たことのある作品です。

横山大観は富士山を随分描いていますが、今回の展示の中にも「霊峰不二」と、小杉未醒が天女を描き、大観が富士山を描いた2点の「飛天・霊峰不二」などが展示されていました。

個人的には竹林に止まるミミズクを描いた「夜」と、海や川、滝など水を描くことの多い大観の「浪」が好きな作品で、思わず見入ってしまいました。

小川芋銭らしい「水魅戯」や、珍しく色とりどりの「貯水池の辺りを行く牛市の群れ」など親しみのある作品が並んでいました。

茨城県五浦美術館からも、写生「蓮根、くわい」と同じく「風呂敷包み」が入口に飾られていました。「夜桜」は後期からの展示だそうで、再度11月からの展示を見に行きたいと思います。

一般質問

議会登壇.jpg16日の一般質問が無事終わりました。

知事に災害に強い県土づくり推進と自衛隊等関係機関との連携について質問しました。緊急輸送道路網の整備や津波対策などインフラ整備を積極的に進め、市町村や関係機関と連携し、情報収集・伝達に係る多様な通信手段の確保、要支援者を含めた迅速な避難対策の強化、燃料供給・物流体制の整備などに取り組み、災害に強い県土づくりを推進していくという答弁をいただきました。

つづいて教育長に学校の防災力の強化について質問しました。災害発生時に、教員が迅速かつ適切な対応ができるよう、指導力の向上を図るとともに、家庭・地域や防災関係機関等とに連携を密にして、学校における防災力の強化を図っていくという答弁をいただきました。

次に指定廃棄物等の保管について生活環境部長に質問しました。今回の質問の中では下調べに一番時間を割いたところです。部長からは大規模な台風や竜巻などの自然災害により、指定廃棄物が飛散・流出しないように保管体制の強化としての具体的な回答をいただきました。現在屋外に保管してある施設については、基本的に屋内保管にすること。雨風が入ることのないよう、、密閉性を確保すること。基本的に床面はコンクリ-トとすること。部外者の侵入対策を図ること。県としても保管施設周辺の住民の方々に安心していただけるよう、定期的に現地調査を行い、安全性を確認するとともに、個別施設ごとに国や一時保管者と協議を行い、保管対策を強化していくという回答をいただきました。これからも各施設の進捗状況を見守っていきたいと思います。

他に経営感覚の優れた農業者の育成について農林水産部長に、茨城空港について企画部長に、取手競輪について総務部長に、最後に上新町環状線、県道谷田部藤代線の上萱場地区、県道取手東線の小文間地区東京芸大先から戸田井橋への道路整備について土木部長に質問いたしました。

4度目の一般質問で、さすがに最初の時のようには緊張しませんでしたが、無事終わってホッとしています。また当日は「10年に一度」の台風が関東沖を北上する中、朝早くからおいでいただいた270名の後援会の皆さんには心から感謝申し上げます。

川口まさや一般質問中継録画(下記のアドレスをクリックするとでご覧いただけます)

 http://www.ibaraki-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=295

 

指定廃棄物

明日から代表質問が始まりますが、今日は県北の指定廃棄物が検出され保管している施設を見てきました。

茨城県の廃棄物対策課と、日立市の清掃センタ-、ひたちなか市の那珂湊清掃センタ-、茨城県那珂久慈川流域下水道事務所、茨城町の園芸いばらき振興会で話を伺い、それぞれの飛灰や焼却灰、汚泥の保管状況等を見せていただきました。

「那珂湊清掃センタ-」に保管されている指定廃棄物は約152トンで、旧「勝田清掃センタ-」で平成23年7月11日測定時15900ベクレルの飛灰と、旧「那珂湊清掃センタ-」で同日測定された13800ベクレル、9月28日測定された16200ベクレルの飛灰です。同センタ-敷地内に建設した一時保管所にフレコン袋に入れ保管されています。両施設共「ひたちなか・東海クリ-ンセンタ-」の開所に伴い現在は閉所されています。

「茨城県那珂久慈流域下水道事務所」には828.8トンの焼却灰が、敷地内の一角に保管されています。下水処理の段階で発生する脱水された汚泥を焼却した焼却灰をフレコンバックに入れ保管しています。この施設は県北の広域汚泥処理施設にもなっている為、那珂久慈ブロックの終末処理場から発生する下水汚泥も焼却処理しています。現在は鉄板で囲ってフレコンバックを重ねそれをビニ-ルシ-トで覆い保管していますが、現在の保管場所の手前にテント保管庫を建設中でそちらに移動屋内保管する予定です。

日立市の「エコクリ-ンかみね」には旧ごみ焼却施設内に1260.2トンの飛灰が保管されています。この焼却施設に指定廃棄物の総量が多いのは、一度焼却炉で燃焼した焼却灰と飛灰を灰溶融炉で再度溶融し凝縮するために量が多くなっているようです。

最後に視察したのが茨城町の「茨城県園芸リサイクルセンタ-」で、汚泥が226.7トン保管されています。ハウス栽培などで使用した塩化ビニ-ルなどを再利用するための県の施設で、回収したビニ-ルに付着していた土などを洗浄する際にでた汚泥から放射線量が測定されました。この施設では駐車場の奥の土地にフレコンバックに入れ保管しています。

各保管施設を視察して、県の施設や市の施設であったり、市町村合同の施設とさまざまでした。保管方法も環境省の承認を得て、大方はフレコンバックに入れ保管していました。ただ日立市や龍ヶ崎市の施設のように屋内に保管されてる方が屋外保管より、県民の皆さんにも安心して頂けるように感じました。

また施設により最終処分場を備えているところは、指定廃棄物に指定されていない原則8000ベクレル以下の廃棄物は埋め立て等の処理をしていきますが、最終処分を他の民間の処分場に委託しているところは、その受入業者により受け入れ基準があいまいで、6500ベクレル以下のみ受け入れたり、4000ベクレル以下でなければ受け入れないとかあるらしく、そのまま指定廃棄物ではありませんが保管を余儀なくされています。

この指定廃棄物の放射性物質濃度のセシウム134は半減期が2年ということです。例えば守谷市の常総環境センタ-の指定廃棄物は2年以上保管されて、中にはすでに8000ベクレルを下回っているものがあると思われます。しかし現状では一度指定廃棄物に指定されると処分することはできません。

保管施設を回り感じたことは、国は指定廃棄物に責任を持つと言いながら実情は県内の14市町村15施設に保管させてるだけでどう責任をとっているのか大変疑問です。臭いものは地方に押し付け、さも国は最終処分場を各関係県に建設すると言いながら、何の根回しもせず、地域振興策も示さず、いきなりある地区を建設予定地と発表しても納得するところはないと国でもわかっているはずです。

今県ができることは、保管方法で県民にいらぬ心配や嫌疑をうけないためにも、保管施設の徹底がまず必要だと思います。各施設で保管されている8000ベクレル以下の処理された飛灰などがスム-ズに処理できるよう働きかけをすべきです。また各保管施設は国の指定廃棄物を保管しているので保管料を請求してしかるべきだと感じました。

このまま国が何もせず、この15施設にだけ迷惑を押し付けることの無いよう希望します。

 

くり-んプラザ・龍

龍ヶ崎.jpg先日の守谷市常総環境センタ-に引き続き、竜ヶ崎市にある焼却施設くり-んプラザ・龍内に保管されている指定廃棄物の状況を伺いました。

施設内で保管されている指定廃棄物(ダスト固定物)は181.5トンで、プラザ棟裏手に3箇所に分けて屋内保管されていました。シャッタ-がついた平屋建物を仕切ってある建物の3つの倉庫のようなところにフレコン袋に入れて保管されています。

一番端が元ガレ-ジに使われていたところに69袋(51.75トン)、その隣に元ペットボトル保管庫に136袋(102トン)、3番目が布や牛乳パックなど元資源物保管庫に37袋(27.5トン)、それぞれ通常シャッタ-を閉めた状態で保管され、その前6mは立ち入り禁止になっていました。

今保管されている指定廃棄物は、平成23年7月12日と8月17日、9月8日に測定されたもので、それ以降9月28日から測定されたものからは8000ベクレルを超えるものは検出されていません。直近は今年9月12日の測定値でヨウ素不検出、セシウムは2330ベクレルでした。

当施設は竜ヶ崎市、利根町、河内町で構成されています。ここは常総環境センタ-と違い、最終処分場を持っているため、国の定めている8000ベクレル以下の物は最終処分場で埋め立てられています。

保管庫もシャッタ-付の建物の中で保管場所としてはベストの状態だと感じました。

 

10月議会

知事選で今月に伸びた議会が今日開会します。

先日の県知事選で6期目の茨城県知事となった橋本知事の、郷土茨城にたいする想いをお聞きしたいと思います。

私の一般質問は10月16日(水)です。質問内容の詳細はまだこれからですが、頑張ります。後援会の皆さんのご参加をお待ちしています。

CIMG2510.jpg台風の影響で雨になりましたが、先日の取手市に引き続き指定廃棄物として保管されている常総環境センタ-へ行ってきました。保管場所にはヘルメット、防塵マスクそして軽い化学防護服を纏い、空間線量測定器を下げて入りました。

ホ-ムペ-ジ上でも毎週当施設境界放射線量を計測し公表されていますが、現在は敷地内4箇所の値は0.08から0.10という測定結果です。

指定廃棄物はセンタ-の一角に高さ3mの鋼板を二重に張り巡らし、その間にフレコン土嚢を設置した保安場所を設け、出入り口も施錠されていました。約611トンの指定廃棄物が保管されています。センタ-では飛灰にコンクリ-トや薬品を混ぜ、縦横13cmくらいのキュ-ブにして搬出するため、2773本のドラム缶にいれて保管しているそうです。

保管は200㎏ドラム缶(ひと山76缶)をパレット上に2段積にし、最上部は雨水浸透防止のプラ段で保護し、全体を防水シ-トで保護、またシ-トめくれ防止に周囲をワイヤ-で固定してありました。そんなシ-トに覆われた山が30箇所ほどあったでしょか。かなりきちんとした状態で保管されていると感じました。

指定廃棄物は611トンですが、国の基準の8000ベクレルを下回っているものの処分場で受け入れてもらえない廃棄物?27トンも同じ敷地に保管されています。いずれにしても最終処分場建設が決まらない以上、県内13市町村14施設保管するしかありません。

民主党政権下での指定廃棄物の最終処分場建設問題は、本気で最終処分場を建設しようとしたのか?疑問を感じます。環境省は何の根回しもなくいきなり栃木県矢板市を選定、地元の反発を招きました。茨城県の場合も県への通達も前日で、栃木県と同じように唐突に高萩市を指定しました。

最終処分場建設の場所を決める前にすべきことがあったはずです。当然具体的な地域振興策等も示されるべきだったと感じます。