植物工場視察

先日の川上村の高原野菜の視察に続いて、柏市柏の葉にある千葉大学環境健康フィ-ルド科学センタ-の植物工場に、県農林水産部と行ってきました。

この千葉大の植物工場は、平成21年度農林水産省モデルハウス型植物工場実証・展示・研修事業で設置されたものだそうです。この事業に賛同した民間企業・団体、教育・研究機関からなるコンソ-シアムのメンバ-が参加し、それぞれのコンソ-シアムを形作り、それぞれが内部設備を負担し設置しています。

ここ千葉大の植物工場には、5つの太陽光利用型植物工場(トマトを栽培)、2つの完全人工型植物工場(レタスを栽培)を実証・展示する7つのコンソ-シアムが設置されています。それぞれのコンソ-シアムは数社の協働で運営され、多彩な手段と方法で「生産性の増大・コストの縮減」を目指しています。

まず千葉大名誉教授でもあり、NPO植物研究会理事の篠原 温さんに1時間ほど植物や施設などの説明を受けました。日本の農業の園芸用施設設置面積は、ガタス室、ハウス併せて約5万ha、このうち植物工場のような高度な環境制御装置を備えているのは33ha。オランダはすべてが太陽光施設で1万haもあるそうです。

トマトやレタスのコンソ-シアムはまだまだ採算が合わないそうですが、日本農業の現状を見ると、TPPや農家の高齢化など大変厳しい現状です。県西地区のような野菜農家はまだしも、特に稲作農家には将来性はないように感じます。高齢になっても続けられる農業、また稲作農家こそ取り組むべき農業は、ハウス型植物工場のような気がしました。

ここ千葉大と同じような、農林水産省のモデルハウス型植物工場実証・展示研修事業は愛媛大学、大阪府立大学、三重県そしてつくば市の独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構が行っているそうです。つくばではパプリカやきゅうりなどの実証実験をしているとの話がありました。できたら一度見学できたらと考えています。

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このページは、川口まさやが2015年7月 2日 08:34に書いたブログ記事です。

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